
レモンサンへのお答えでシ: マルカメムシ(丸亀虫)とヤノネカイガラ(家の根貝殻)
ウチのカメラマンが10月18日に帽子に乗せて連れてきたお客さんでシ。この頃カメラマンはやたらと仲間の写真を撮ってまシた。土手で、しきりにタネを付けた草を刈ってたからでシ。
レモンのかめむしサンはこのお方、マルカメムシサンではと。上の写真では人工光な上背景が黒なのでかなり茶っぽいでシが、外で見るともっと黒っぽく見えまシ。匂い袋みたいなかわいい体型と、シぶいメタリックカラーが特徴でシ。
「この子はだあれ?」は、できたら写真でお願いしたいでシ。動画だと拡大率低いので確認シづらいでシ。あと、大きさのわかるものを入れてあると助かりまシ。今回は一緒に写り込んでるヤノネカイガラ(家の根貝殻)サンのおかげでよくわかりまシた。
そう、ごま粒はヤノネカイガラサンといいまシ。我々かめむしと同じ、カメムシ目のれっきとした昆虫でシ。無農薬かんきつはカイガラムシの宝庫、この方などは常連サンでシな。
かめむしは一生の間にいろんな植物を渡り歩き、おいシいもののつまみ食い生活をシていまシが、カイガラムシサンは、特に女性は、生まれた植物に一生へばりつき生活を送る方が多いでシ。 それでは外敵が来たらどうするの、って?かめむしは逃げまシ。おならひりまシ。ところがカイガラムシサンは逃げるのをやめて、鎧を纏うことにシたのでシ。鎧はワックス的なものを体から出して作りまシ。ヤノネカイガラサンはおうちの屋根のような、マルカイガラサンは固い豆粒のような、ワタカイガラサンは白いこんもりとした綿の塊のような、それぞれとてもファンタスティックな鎧を纏いまシ。ヤノネカイガラサンは実に着くので目立ちまシが、みかんの木には他にもたくさんのカイガラムシサンが住んでいると思いまシよ。
コメント
ありがとうございまシた。カイガラムシさん一派について少し調べただけでも、春先の積算気温によるシーズン初発生の予測や、被覆・分泌物質、色素など多くの興味深い記述が見つかりました。さすがにヤノネカイガラムシさんは、資源としては使えませんよね!?
「・・・資源としては使えませんよね!?」ヤノネすんについては聞いたことはないでシ、まだ。そのうちヤノネサンからすごい育毛成分が発見されないとも限りませんよ。
カイガラムシサンはたくさんいて、動かないから、集めやシいという点でシ源となり易かったのではないかと思いまシ。木に実がなるようにカイガラサンは増えるから。オニヤンマやカマキリを山のようにとってこいと言われたらすごく困りまシ。シ源って、そういうもんではないかシら。
なるほど、勉強になります。ありがとう、かめむしさん。
集めやシい(笑)
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