あしがら ムービー 小田原かやま ~ 一覧 ~ 【籾摺り&精米のご報告】もち米『喜寿(きじゅ)』。 2019.12.25 6 185 5 喜寿 もち米喜寿を籾の状態で保管していましたが、本日籾摺りと精米を行いました。 喜寿 今回は、どうもこのような色付きのものが目立ちます。 白いお米が黒ずんでしまっていますね。 喜寿 この症状は「ヤケ」などと呼ばれ、カメムシさんに中身を吸われてしまった証拠。 ところで、この「籾摺り&精米」を同時にできる場所というのはなかなかないもので、足柄から最も近いところでこの静岡県田方郡函南町のJAとなっています。 喜寿 最後に、やぎさんたちへのお土産として「米ぬか」をお持ち帰り。 投稿者 おこめ 神奈川県 フォローする コメント コメント ( 6 ) トラックバック ( 0 ) ルナちゃん 2019.12.25 22:19 返信 米ぬか食べたい。 komin 2019.12.25 23:25 返信 むせないでメ。 ゆ 2020.01.05 00:32 返信 籾摺りもできるコイン精米 初めて見たー うちの近所にはないー かめむし 2020.01.05 01:38 返信 あのぅ〜 あのでシね… ヤケ米がカメムシ加害の証拠というのは濡れ衣でシ。わたシらカメムシによる被害あとの残った米粒は「斑点米」に属シ、「着色米」の一部でシ。イネシンガレセンチュウや糸状菌、高温や異物の侵入によっても斑点や着色は生じまシ。「ヤケ」はカテゴリが違いまシ。 「ヤケ米」は「変質米」に含まれるもので、収穫後に生じるものでシ。25%程度の高水分のもみが収穫後4-5時間、25℃に曝されると生じるという実験結果があるそうでシ。 これに対シ、斑点米を含む着色米は、もみが熟す前から形成され、収穫時には既に斑点や着色が生じていまシ。また、カメムシの被害が残るのは、加害のごく一部なのでシ。ごく若い、中がまだミルクのような液状の時にカメムシが吸うと、米粒が実らず「しいな」になりまシ。もうすぐ収穫の、硬い米を吸うと割れてシまい、割れ米、小米になりまシ。つまり、黒い斑点やくさび形の傷跡が残るのはもみの中身が固くなり始めてからなり切る間の加害に限定されるのでシ。つまり、かなりの部分は証拠を残さず加害シておるのですわなぁ、シッシッシ。着色は、加害時の傷跡とシて生じるものと、カメムシ由来またはその他の菌の感染によって生じるものがありまシ。 まとめまシと、 1.「ヤケ米」は収穫後に生じる「変質米」であって、収穫時の水分が高かったものが直ちに乾燥されず放置された場合に生じる。 2.カメムシの加害は収穫前に形成される「着色米」に分類される。着色米の原因はカメムシ以外にも各種ある。カメムシの場合は斑点などの特徴的な傷跡が残るので「斑点米」と呼ばれるが、実際の加害が斑点米として残るのは一部のみである。 いかがでシか、おわかりいただけまシたか? 株式会社Root 2020.01.05 08:24 返信 かめむしさん、待ってまシた。よく読んで勉強しておきます。 かめむし 2020.01.05 10:15 返信 はい! よろシくお願いシまシ! ところで、お気づきだと思いますが、webでお調べの場合、国や地方の試験場関係やお米屋さん、精米機会社などのサイトをご参照くださいね。個人サイトでは変色米と変質米の区別がわかっていない記述が多数ありますし、Wikipediaの斑点米の記述は、書いてない部分が多すぎて、ダメです。業界として定義されている内容なので、不正確な理解が広まっては困るのでシが、もうかなり広まっちゃってる感ありまシなぁ。 この記事へのトラックバックはありません。 トラックバック URL 返信をキャンセルする。 ---------- OR ---------- 名前 ( 必須 ) E-MAIL ( 必須 ) ※ 公開されません URL
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米ぬか食べたい。
むせないでメ。
籾摺りもできるコイン精米 初めて見たー うちの近所にはないー
あのぅ〜 あのでシね…
ヤケ米がカメムシ加害の証拠というのは濡れ衣でシ。わたシらカメムシによる被害あとの残った米粒は「斑点米」に属シ、「着色米」の一部でシ。イネシンガレセンチュウや糸状菌、高温や異物の侵入によっても斑点や着色は生じまシ。「ヤケ」はカテゴリが違いまシ。
「ヤケ米」は「変質米」に含まれるもので、収穫後に生じるものでシ。25%程度の高水分のもみが収穫後4-5時間、25℃に曝されると生じるという実験結果があるそうでシ。
これに対シ、斑点米を含む着色米は、もみが熟す前から形成され、収穫時には既に斑点や着色が生じていまシ。また、カメムシの被害が残るのは、加害のごく一部なのでシ。ごく若い、中がまだミルクのような液状の時にカメムシが吸うと、米粒が実らず「しいな」になりまシ。もうすぐ収穫の、硬い米を吸うと割れてシまい、割れ米、小米になりまシ。つまり、黒い斑点やくさび形の傷跡が残るのはもみの中身が固くなり始めてからなり切る間の加害に限定されるのでシ。つまり、かなりの部分は証拠を残さず加害シておるのですわなぁ、シッシッシ。着色は、加害時の傷跡とシて生じるものと、カメムシ由来またはその他の菌の感染によって生じるものがありまシ。
まとめまシと、
1.「ヤケ米」は収穫後に生じる「変質米」であって、収穫時の水分が高かったものが直ちに乾燥されず放置された場合に生じる。
2.カメムシの加害は収穫前に形成される「着色米」に分類される。着色米の原因はカメムシ以外にも各種ある。カメムシの場合は斑点などの特徴的な傷跡が残るので「斑点米」と呼ばれるが、実際の加害が斑点米として残るのは一部のみである。
いかがでシか、おわかりいただけまシたか?
かめむしさん、待ってまシた。よく読んで勉強しておきます。
はい!
よろシくお願いシまシ!
ところで、お気づきだと思いますが、webでお調べの場合、国や地方の試験場関係やお米屋さん、精米機会社などのサイトをご参照くださいね。個人サイトでは変色米と変質米の区別がわかっていない記述が多数ありますし、Wikipediaの斑点米の記述は、書いてない部分が多すぎて、ダメです。業界として定義されている内容なので、不正確な理解が広まっては困るのでシが、もうかなり広まっちゃってる感ありまシなぁ。
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