切干大根

友人の母上お手入りの切干大根をいただきました。白くてふっくら。せっかく干したのにさっさと戻して、晩げのおかずにひと品追加っと♬

ふっくら戻ったら4〜5センチに切る。戻し汁にも甘みが出るから煮汁に使います。あとね、ウチのレシピはね、

あさり、入れます！少なめのお湯しっかり沸かして冷凍あさり10個くらい放り込み、開かせます。この汁を煮汁に足す。あさりは取り出して身を外しておいておきます。切干しと一緒にぐだぐだ煮てもいいんだけど、今晩の食卓で食べちゃう分にトッピングすれば身もおいしく食べられる。このあさりは先月北の港町に行った時に格安で買って、砂抜きして、冷凍しておいた県産。冷凍あさりがあると、ちょっとだけ使える、気楽に使える。献立の幅が広がります。加熱して剥き身にしての冷凍の方が場所をとらないんだけど、だし汁も凍らせて取っておくのは意外と煩わしい。濃い目にとって製氷皿というのもアリだけど、冷凍する目的が「少しずつ使うため」なら殻ごとの方が楽だと思います。

あぶらげ入れて、ちょっと煮たらお醤油入れて煮詰める。前はお砂糖入れてたけどなくてもおいしい。煮上がりに艶がないけど。あとね、今回は変わったものを入れました。干葉(ひば)大根の葉を干したもの。先日他で大根たくさんいただいて、葉っぱすごく綺麗だったから軽く湯がいて干しました。保存用にかっちかちに干し上げたものを少し、戻してから刻んで入れてみました。トップ写真の何やら黒っぽいものね。お味の方は、うーん、どうかな。邪魔でもないがすごく美味しくもないなあ。生で入れたらなんだかなー、邪魔臭くて美味しくなかったんだけど、干したら　邪魔臭さは下がったが美味しさへの寄与もなかった、残念！
以前、にんじんの千切り入れてみたけど、生は煮えすぎてとろとろ柔らかくなってちぎれるので良くない。干しにんじん作ればいいんだよなと思ったけどやってない。干し椎茸の薄切りは間違いなくおいしいけど、あさり出汁で煮るときはおいしい椎茸汁も入れちまうのが惜しい。かんぴょうは美味しい出汁を吸って素直に美味しいが存在感がない。大根と区別つかなくなっちゃうんだもん。あぶらげの代わりにさつま揚げというのは美味しい、ちくわよりおいしいのは油っけの手柄かしら、しかしこれではタンパク源が変わるだけで野菜の種類、特に緑黄色野菜を足したわけではない。やっぱ切干しはあぶらげ一択なのかなあ。なかなか他のもの合わせられないや。