
友達が、庭のいちじくをコンポートにしたのをくれました。まんまで食べても、ヨーグルトやクリームチーズと合わせてもおいしい。そこへ、別の友人がRootさんのかぼちゃとプッチーニをごろごろと、届けてくれました。どちらも たいへん ありがたい。ありがたいを二つ合わせたら 思いついちゃったんですよ、デザートで食べるプッチーニ。

赤いのがいちじくのコンポート 黄色っぽい生地は「ファーブルトン」。ブルターニュ風デザートっていうとカッコいいんだけど 家庭料理の田舎菓子 ありもので出来ちゃいます。今回はいちじくだけど、干しプルーンとかナツメとか、レーズンや冷凍のベリーミックスもOK 生のりんごもいけるらしいです、まだやったことないけど。バニラビーンズとか生クリームとかコニャックとか使うレシピもあるけど 堅いことはいわない。いー加減に行っちゃう。

生地の材料は卵、牛乳、薄力粉にお砂糖。卵1個なら牛乳カップ1/4〜1 砂糖50g〜牛乳の量に合わせて 薄力粉50gって大さじ3位かな 要するに卵と粉と砂糖が等量で牛乳が等量から5倍量の範囲で。牛乳多めだとプリンみたいにぽよんと、少なめだともっちりした感じになります。あ、牛乳増やしたら砂糖も多めにね。今回はプッチーニの甘さを当てにせず多めで。
んで、ここからがあたし好みなんですが、卵といて牛乳入れて、砂糖も入れて粉も入れてあーっとかき混ぜちゃう。ダマができちゃったら茶漉し通せばいいから、腕力で混ぜちゃう、わはははは。まあ、牛乳少なめでやるときはダマできにくいように卵ちゃんとといてね、くらいかな。
そだ、あとね、プッチーニ1個だと卵1個分の生地では多すぎます。プッチーニ3個くらい用意するか、残った生地はガラスや陶器のカップで固めることにするか。生地だけだと700w2分くらいで固まります もちろん分量次第。

プッチーニはヘタ側を適当に切って、スプーンで種を取り除きます。んで、いちじくをほどよく詰め込んで、ファーブルトン生地を流し込んで 落としたヘタをふたがわりに乗っけます。
ほんとは「180℃のオーブンで小1時間」焼くんですが、容器がプッチーニだからね、レンチンで。あたしは自分のレンジ蒸し器使ったけど、ラップでも大丈夫かなあ、わかんない。700wで5分30秒かけて、くしを刺してみたらスッと通りました。ヘタのフタ取ってみたら表面固まってたからいいことにして ちょっと冷ましてから切り分けました。ファーブルトンってあったかいうちに食べちゃってもいいみたいだけど、中の固まり具合に自信なくてさ。無事切れましたよ。

お味は…ねえ。一発勝負としてはまあまあ。プッチーニの熱の通りがあと一息、甘味が少し物足りないか。横着せずプッチーニに熱を通してから生地を入れてさらに加熱して固めるほうがよいかも。生地といちじく、かぼちゃの組み合わせは悪くないと思った。
プッチーニあと1個になったんで、ファーブルトンもう一回やるか、他のことに使うか、ただ今思案しております。
コメント
ファーブルトン?
おしゃれなデザートにしてくださって!
プッチーニも喜んでますよ。
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