あしがら茶ラボで除草されてたやまのいも https://root-farm.net/photo/ocha-20200906/ うちにもいっぱい生えてる お茶の畝よりは土が柔らかいだろうから芋も少しは大きくなる 引き抜けば細長いのや丸っこいのや 小さいとはいえ立派に芋がついてる
洗ってこんなもん 小さいと皮が薄くて 乱暴に洗うとむけてしまいそうだった
おろし金もしょうがに使う小さなやつで十分 芋は柔らかいがおろしたときの粘りは強い
余談だがこのおろし金は「ごぼうの皮むき」という製品 右上の肩がしゃくれているところをごぼうに当ててしごく カーブになっているから包丁の背より効率よく無駄もなく剥けると 結構使いやすい オマケのおろし金もにんにくしょうがで重宝してるよ
父方の伯母は山姥であった 山でいろいろなものを取り 調理し加工し保存して暮らしていた 夫に先立たれ5人の子供を育て上げるために民宿を経営した 山のものは宿泊客のお膳に賑わいを添えた
伯母はとろろ汁を作るときはすり鉢を用いた 差渡し50センチもあろうかという巨大なすり鉢 芋は持つところだけ残して皮を剥き すり鉢の目でゴリゴリやる 金物でおろすよりふわふわに美味しくできるそうだ おろしたら 味噌汁のために取っただしをおたまで2〜3杯加え 今度はすりこぎを持ち出す こぶこぶの樹皮の山椒だ これまた50センチか 伯母の亡夫が山で切ってきて作ったものだそうだ すりこぎを当てて汁ととろろを滑らかに混ぜ合わせる 大鉢に移して小さいお玉を添える 味付けはお好みでおしょうゆをどうぞ
・・・あたしのは伯母の大量調理とは違う ほんの一口とろろだ ウズラの卵ほどのかさもないから このまま生醤油でいただきましょう 青のりちょっとあしらって・・・
うん一人前にとろろです 立派にとろろしてるよ 口の端が痒くなりそうだよ
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