赤詰草の一文字亀虫・承前

ふたごコーデ(^.^)
初めて、カメムシをかわいいと思いました！

カメムシは形や色彩がさまざまで、デザイン的におしゃれな種が少なからずいます。臭いのことばかり喧伝されているのが残念なくらいです。

成虫の背中は平たく畳んだ羽で覆われていますが、羽のない幼虫の背中には成虫とまた違った配色が見られます。卵も凝った彫刻で飾られたり、メタリックやパールの光沢を帯びたりと、まさにちいさな工芸品のようです。遭遇したらお見せしますね。

うーん、カメムシの色彩多型と寄主植物の関係、ですか… 知らないんで、調べてみます。「あっかい実を食べた」からではなく遺伝的なもんじゃろうと思ってますがほんとかな？

Kominさん、昆虫の色彩多型について調べてみました。寄主植物と関連付けているのはイモムシの類くらいですねー　食べると腸の色が透けて保護色の効果がアップするというような。あとは、根粒菌じゃないですけど、特定の菌を飼っている虫たちでは、菌の種類に応じて体色が決まります。アブラムシや葉ダニが有名です。カメムシも菌を飼うようですが、体色との関連は研究されてないのかな。昆虫の共生菌については、最近いろんな研究成果が上がっているようでおもしろいです。共生菌も親から子に伝えられるならもう遺伝子みたいなもので。マメ科のように必要に応じてその都度菌を仕入れる虫もいますが、卵の中に閉じ込めて渡す過保護、卵の座布団に菌を仕込んで、はいはい目が覚めたら自分で持ってってねー、などというどっかのお母さん的なのもいます。