
https://root-farm.net/ibaraki-20200127/こんなご時世なんですが、初詣を口実に外出しました。もちろん密はなしね。ウチから南東に40km足らず、川の中にある雷神さまに行きました。1000年以上の歴史を誇るこのかわいらしい神社について語り出すとキリがないから置いといて、その帰り。食事したファミレスの植え込みになぜか鬼柚子が・・・なんだかものすごい剪定されているのに大きな実がごろごろと。茨城県はみかんの北限と昔習いましたが、どうしてどうして。温暖化ですかねえ、今は昔。

その後、家人が訪問先で鬼柚子いただいてきましたので、ママレードにしました。ウェブで調べると、苦いから白いワタをとれ、とか、3回茹でこぼして苦味を取れ、など、苦い情報が結構あるのだけど、一方で苦味に全く言及していない記事も多いのですよ。去年あたしが扱ったものは、苦くなかった。鬼柚子の系統の差か人間の苦味感受性の差か、どっちだろ。ちなみにあたしはママレードは苦いのが好きで、苦味耐性は高い。あと、良い香りがあるんだけど淡いので、何回も茹でこぼしたら飛んでしまいそうだ。なので皮はワタごと薄く切って、ちょっと水にさらしただけで果汁、刻んだ内袋(じょうのう)と合わせて煮込みました。果汁の酸が袋やワタのペクチンを引き出すので、すっごいトロトロになり、トロトロすぎて鍋の底にひっついた!だもんであまり煮詰まってないけど、砂糖、果汁とった後の果肉を足して少し煮て出来上がり。淡い、花のような香りがのこり、優しい黄色のママレードができました。うーん、てんで苦くはないぞ。果実が皮に比べて少ないんだけど、酸味もきっちり利いて、去年のよりはずいぶんマシだ、よしよし。
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