
牧場でたくさんいただきました。スーパーでも、地元農家コーナーでしか見たことがなかったので、この辺の地元作物かなと思っていました。もちろん食べるのは初めてです。

まずはヘタを落としてすばりと縦割りに・・・ありゃりゃ、タネが1個?!
うりと名がつけば、中にはちっちゃいタネがぞろぞろと、を期待しますよね。あんたはマンゴーか、はたまたアボカドか?

1個は先日お土産にいただいた塩麹を使ってみよう。袋には「手塗り程度」とあるから、手でまぶしてみました。一晩で少し水がでたのでいいかな、と思ったのですが、

うむ、固い!ばりばりだ。塩気ももう少し欲しいな。塩麹、このうりには多目がが良さそうです。あとでもう一度やってみよう。

なので今度は、重石をかける漬物で。固かったから、5mmくらいの薄切りにして、塩気はしその実の塩漬け、赤唐辛子、昆布粉末少しに福来みかんの皮の砕いたの(去年のだけどね)。夏に「はぐらうり」をこれで漬けてました。さて仕上りは・・・?

うん、まずまず。まあ、しその実とんがらし福来みかんならたいていのものが美味しく食べられるからね。

さて、今年はゴーヤーが高かったので、チャンプルーを食べる回数が不十分で欲求不満となりました。同じうりだからね、とチャンプルー風豚肉炒め。うっかり豆腐をお味噌汁に使っちゃったので豆腐抜きで。厚みは3〜5mmで歯ごたえしっかり。油と脂とお醤油がよくなじんでご飯がすすみました。はやとうり自体味が淡く、ゴーヤーの苦味のようなパンチがないから、豆腐抜きが正解かも。

牧場内にも植わっているぞとのことなので探しに行ってみました。ありました!すんごく可愛いの・・・花もとても小さい。葉はキュウリくらいの感じですが、毛が少なくふっくらした感じです。この実が掌に軽く握れる大きさになり、種が未熟な青いうちに食べます。種が実るころには茶色くなってとげが生えてくるとか・・・?!ううっ、見たいわっ!そして、秋―冬のうちに、実った果実を、種を取り出すことなくそののまま、地面を20~30cm掘って埋め込んでしまうのだそうです。そうすると、霜にあたることなく種は冬を越し、翌春生えてくるのですって。いやはや、けったいなうりです。熱帯アメリカ原産、って、熱帯アメリカってなんじゃいな。北回帰線、南回帰線にはさまれたアメリカ両大陸の地域、ブラジル、ベネズエラ、ニカラグアなどを指すそうです。鹿児島に渡ってきたのが1917年で、薩摩隼人のハヤトウリ、なんですね。高知県では、英名chayoteから来た「チャーテ」の名で親しまれているそうです。で、栽培販売があるのはほぼこの2県だけらしい。

みそ汁やスープで、という情報があるので、冬瓜汁風。鰹だしで煮て、味付けは清酒と塩だけ、最後に片栗粉でとろみを付けてアツアツをいただく、っと。あら、これ美味しいかも。歯ごたえはやわらかになり、ほんのりと甘みが出ます。他の野菜も肉もなしでもいけちゃう。早く作りたかったので小さめに刻んでますが、八つ割くらいでやってみたいですね。
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