
『まるっちゃう』
冬のいばらきの白菜は 畑で保存されます 12月末までにしっかり生長しきった中・晩成品種は 霜枯れを防ぐため 外葉でくるんで紐をかけて締めます この作業を結城の農家は「(白菜を)まるっちゃう」と言います 20-30年前であれば 「まるっちゃう」をして越年で出荷する地域が他になかったので、1-3月の出荷は独壇場 ずいぶん儲かったらしい とはいえ11-12月の寒風の中での作業です 10aで3000株だ 1個に何分かけるんだろ

外葉に病気やコナガなどが残っていると 保存中に腐ったり穴だらけにされたりします アブラムシがかたまってぬくぬくしていたり 出荷時は外葉を大胆に剥くことになります 保存期間が長ければ長いほどいっぱい だから3月くらいになると 店先にかわいらしい白菜が並びます いいのは町に行く ぼくらは安くてちっちゃいのをいただく
病気の発生があり 畑では持ちそうにないときは 株を切って畝に沿って横に積みます 3-4段くらい積むかな 笹竹を斜めに立てて 上からむしろをかけます 片側は開いてる感じ これを『かこっちゃう』と呼びます 最近あんまりかこっちゃってるの見ない気がする
コメント
足柄のわたしも『まるって』ほしいところです(笑)
あ、というか足柄でも大体の畑はきちんとまるってます。Root Farm あしがらは緩いので(^^;)
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